ともづなのブログ

tomoduna blog

施設長日記「介護のほんとのこと」

director's diary

北風と太陽

2017.3.1 up

認知症ケアを通じていつも思うのは、「相手の反応はこちらの鏡」だということです。
その方にとって心地よい空間でなければ、認知症の方は「不穏(ふおん)」を呈します。
それに対して療育や教育、説得、お願い、命令を施すと、ますます不穏となります。
心地よい空間を提供できていないのはこちらのほうなのです。
それを棚にあげて、北風を吹かす(説得や命令)とは何事か!というわけです。
ああでもない、こうでもないと試行錯誤を重ねて、太陽のような暖かさで時間を共有する。
ともづなではそんなケアを心がけています。

カテゴリー:介護のほんとのこと

まずはお気軽に見学においでください!
見学のお申し込みはこちら