ともづなのブログ

tomoduna blog

施設長日記「介護のほんとのこと」

director's diary

あなたとずっと一緒にいます

2016.7.28 up

このコピーは「リスク管理」を表しています。
例えば赤ちゃんが高熱を出して救急外来を受診した場面を想像してください。
医師はお母さんに矢継ぎ早に質問します。
普段の生活や様子、その症状に至った経緯、現在の状況等々・・・。
あ母さんは切迫感をもって答えます。
少ない情報から現症を読み取ろうとする医師に、わが子を思って必死なお母さんはより正確な情報を的確に伝えようとするでしょう。
適切な「リスク管理」ができる施設とは、実はこれができるかどうかにつきます。
施設は病院ではないので、施設の中で「治療」ができるわけではありません。
一方、医師はその時の「現症」だけしかみえません。
その人の生活史や大げさにいえば人生そのものを見なければ、本当の意味での高齢者に対するリスク対応はできないでしょう。
その橋渡しをするのが、「ずっと一緒にいてくれる人」です。
いつも一緒にいるからこそ、いつもと違うことに気がついて、きちんと伝えられること。
簡単なようで、実は難しいことなのです。

カテゴリー:介護のほんとのこと

オレンジカフェともづな

2016.7.26 up

DSC_0141 (2)7月22日は毎月第4金曜日に実施している”オレンジカフェ”

を開催しました。

今回もご相談に来られた方をはじめ、入所されている利用者様のご家族の方もいらっしゃり、ゆっくりとお茶とお話をされていました^^IMG_0805 (2)

今回は利用者様のお誕生日ということもあり、そのお祝いもできました。

なによりのプレゼントにこちらまでうれしくなってしまいそうな笑顔でした(*´ω`*)

 

カテゴリー:ともづなの日々

キャッチコピー

2016.7.23 up

施設を立ち上げる時、コンセプトを端的に表せるコピーを考えました。
「あなたとずっと一緒にいます」
「生活そのものがリハビリ」
の2つです。
既存の施設が陥りがちな、けれども相手からみたらこんなふうにしてもらえたら、というものを私たちなりに具現化するために、よりどころとなる「指標」を作っておくべきと思ったからです。
業務上の方法論やトータルでの支援方法に迷った時は、いつでもこれに照らします。
「リスク管理」と「自立支援」、
この相反する2つをいかにバランスをもって行っていくか?
そのことを私たちなりの「ことば」で表しています。

カテゴリー:介護のほんとのこと

気分は夏祭り(*’▽’)

2016.7.19 up

ともづなでは、平日の14:00~15:00リハビリを兼ねた活動を行っています☀

IMG_0763

 

本日は花笠音頭やソーラン節といった調子のいい音楽に合わせて、うちわを

ふるって元気よく踊りました♪

 

笑い声や拍手がおきて、楽しい雰囲気の活動になりました (*´ω`*)♬

カテゴリー:ともづなの日々

日本の社会保障は大きく2段階に分かれている

2016.7.18 up

社会保障の中でも介護は、年金や医療と同様に国民が応分に負担して支える「社会保険」として成り立っています。
一方で、「社会福祉」は、「社会保険」だけでは対応しきれない福祉的なニーズ(虐待や貧困等)に対してそれを下支えするもので、最後のセーフティーネットといえます。
ゆえにこの部分には、圏域で総量枠が規制され、多額の社会保障費が投入されているのです。
障害者福祉や児童福祉、生活保護などともに老人福祉もここに該当します。
ともづなは前者の位置づけで、特養ホームは後者です。
社会保険と社会福祉、
この2つの制度や事業の混同を是正し、適切な役割分担をしていくことが重要なのです。

カテゴリー:介護のほんとのこと

唄のひろば♪

2016.7.17 up

IMG_07097月16日は弐番館1階のフロアにて唄のひろばがありました^^

うみや我は海の子といった夏らしい歌から、歌謡曲までピアノに合わせて

皆さんで歌って手拍子を送って…♪

楽しい時間を過ごす事ができました(*´ω`*)~*
唄のひろば②(ブログ用 唄のひろば(ブログ用

次回は8月27日土曜日になっております (^^)9

暑くなってきましたねーっ!

夏の暑さに負けないように歌を歌って元気に過ごしていければと思います🌞

カテゴリー:ともづなの日々

いままでそうだったから

2016.7.13 up

政権は参院選挙前に増税を延期しました。
サービスの現場での実感は、これまで述べてきたように、「高齢者介護を取り巻く環境ひとつとっても様々な利権構造が渦巻いている」ということに尽きます。
要するに現在の既得権益を維持し続けるために、「増税しなければならない」ということなのでしょう。
増税は痛みを伴う改革ですが、権益の再調整はある意味もっと痛みを伴うものなのかもしれません。
その権益は、真に受益者のためのものとなっているか?
国民に負担を強いてでも、その権益は維持しなければならないものなのか?
「いままでそうだったから、これからもそうである」
闇雲にそれが通用する時代ではないはずです。

カテゴリー:介護のほんとのこと

移動美容室がやってきた( ・ㅂ・)。*:・

2016.7.11 up

本日はあいにくの雨の中ではありましたが、ヘアカットがありましたー^^

移動美容室と聞くと、とてもかっこいい響きに聞こえます笑

実際大きなトラックのような車に美容室が乗っていて、電動で動く足場を使って

乗り降りします^^かっこいいです。

雑談と、利用者さまひとりひとりに合わせた髪型が出来るように話をしながら、

皆さんすっきりした顔でフロアに戻ってこられました^^

IMG_0533

 

 

次回は美容室の乗っている車も写真に収めておきたいと思います( ‘ω’ )9=3

カテゴリー:ともづなの日々

想ひ出映画館♪

2016.7.11 up

映画館③

7/10 想い出映画館の第2回目を開きました。

今回の映画は 石原裕次郎主演 の ”夜霧よ今夜も有難う” です^^

 

皆さん真剣なまなざしで大画面で繰り広げられる裕次郎の姿に見入っておられました。・*。

映画館②

上映の内容を何にしようか…あれこれ検討中ですoO

次回は8月14日の予定 となっています ☆=٩( ‘ω’ )و

 

 

 

カテゴリー:ともづなの日々

「社会保障費」は伝家の宝刀?

2016.7.7 up

ともづなは、国の費用をなるべく使わずに、手厚い人員で良質なサービスを行っていると自負しています。
ともづなは、特養ホームで受けれないような方(医療依存度が高い、認知症状が重篤等)を積極的に受け入れています。
それでいて、入居者の負担も特養ホームと変わらない設定にしています。
職員の待遇も地域の実状に照らして遜色ないレベルに設定しています。
そして、事業としてきちんと利益を出し、雇用を生んで税金を払っています。
このような現状を理解した上で、それでも莫大な社会保障費を使って特養ホームが必要でしょうか?
多額の社会保障費を使って維持する「福祉」とは何なのか?
「特養が足りないから、社会保障費の増大が必要で、増税やむなし」
そう単純な話ではないのです。

カテゴリー:介護のほんとのこと

1 2
まずはお気軽に見学においでください!
見学のお申し込みはこちら