ともづなのブログ

tomoduna blog

施設長日記「介護のほんとのこと」

director's diary

社会保障制度の役割とは

2016.11.23 up

資本主義経済の社会のもと、私たちは1人ひとりが自らの責任と努力によって生活を営んでいますが、病気やけが、老齢や障害、失業などにより、自分の努力だけでは解決できず、自立した生活を維持できなくなる場合も生じます。
このように個人の責任や努力だけでは対応できないリスクに対して、相互に連帯して支え合い、それでもなお困窮する場合には必要な生活保障を行うのが、社会保障制度の役割です。
現在の老人介護を取り巻く環境は、この「社会保障制度」の枠組みの中での視点と、サービスとしての市場競争の視点が混在し、対等な競争条件を成しえていないといえます。
限られた財源の中で、闇雲に「社会福祉だから」と許されるものではありません。
皆が切磋琢磨して「いい競争、いいサービス」を行っていくためには、対等な競争環境が必要ではないでしょうか。

カテゴリー:介護のほんとのこと

まずはお気軽に見学においでください!
見学のお申し込みはこちら