ともづなのブログ

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施設長日記「介護のほんとのこと」

director's diary

伝達の手段

2016.11.17 up

アメリカ大統領選で、大方の予想を覆してトランプ候補が当選しました。
彼の言動・手法は賛否両論あるでしょうが、「ヒトに伝えて行動させる」という観点からみると勉強になる部分もあります。
①誇張する
自分のイメージを100とした時、それを言葉にすると半分(50)、さらに相手がそれを理解するのが半分(25)、そして最終的にに相手が「理解」を「実行」に移せるのが半分(12.5)。 最後の数字を大きくしたければ誇張する(最初の数字を大きくする)のが効果的と言われます。そういえば、孫正義氏なども最初に大風呂敷を広げますし、前大阪府知事の橋元徹氏なども最初に広げて譲歩を引き出す方法が常套手段でした。
②はっきりしている
善かれあしかれ言動の明快な人物に人々は魅力を感じます。はっきりする、ということが、責任をとることの証明であると感じ取るからです。
③落差をつける
特に当選後は、トランプ氏への形容で「意外とまとも」「意外とやさしい」などと言われることがあります。これは「一見そうではなそうだけど実は」というものです。同じことをしていても落差がついたほうがより効果的です。
①~③はあくまで手段の一つです。
施設運営をしていても伝えることの難しさは日々痛感しています。

カテゴリー:介護のほんとのこと

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