ともづなのブログ

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施設長日記「介護のほんとのこと」

director's diary

市場価値の高い介護のプロになるために②

2016.8.25 up

私は団塊ジュニアで、「勉強していい大学に入って、いい会社に入る」という価値観を植え付けられた最後の世代かもしれません。
しかし、いまやそのような価値観はまったく意味を成さないことはだれの目にも明らかです。
年功序列で右肩上がりで給与が増え、特別な努力をせずともリストラされるようなこともない。
そのようなことが「安定」であるならば、それは現代においては、介護に限らずどんな産業でも不可能だということです。
翻って考えると、少なくとも私たちの地域で、介護がほかの産業より給与や働きやすさ等の待遇が低いことはありません。
業種に限らず、前述した「マネージ力」のある働き方をしている人の給与が、そうでない人より高いだけです。
そのような価値観を醸成していかなければ、受益者に選ばれるサービスを成しえません。
志ある職員も集まらなくなり、現場はどんどん疲弊していくでしょう。
人手不足や現場の疲弊は「お国のせい」なのか?
だから待遇改善という名のもとに巨額の社会保障費(税金)を使って国民の負担を強いていいのか?
考えなければいけないのは私たち「働くヒト」であるような気がしています。

カテゴリー:介護のほんとのこと

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