先日、女優の樹木希林さんがお亡くなりになりました。
もちろんそこに至る詳細な経緯を私たちは知る由もありませんが、亡くなる直前までの映像をテレビで拝見すると、何とも引き込まれてしまいます。
一言でいえば「美しさ」。
思うままにならないことや、環境の変化や、ヒトの喜怒哀楽や、そういったこの世のあらゆることを受け入れ、自分のすべきことを最後までまっとうする。
そして、最期まで気負わず、慌てず、なにより人生を楽しむ。
その表情、語り口、ユーモア、その一挙手一投足からそれが垣間見えた気がします。
すべてに達観したヒトだけが持ち得る「神々しさ」のようなものでしょうか。
そういえば、先日読んだ出口治明さんの本にこんな一節がありました。
人生をムダにしたければ、この3つをどうぞ。
愚痴を言う。
他人を妬む。
誰かに評価してほしいと思う。
・・・やっぱり、日々精進です。