ともづなのブログ

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施設長日記「介護のほんとのこと」

director's diary

ケ・セラ・セラ ~ なるようになるさ

2018.5.29 up

ヒトは常に前を見て生きる生き物です。
見過ぎると心配になったり、不安に駆られたりします。
コドモの時は、オトナになったら先のことなど心配しなくなるものだと思ってましたが、
50歳の扉が見えてきた今でも、相変わらず先のことをあーでもないこーでもないと考えています。
某大臣の暴言で「いつまで生きるつもりだ」という発言がありましたが、ヒトはいつまででも「先のことを考える」愚かな生き物なのかもしれません。
認知症のお年寄りは、この「将来」という呪縛から解き放たれた方たちです。
そのことは、ある意味、神様からの「ギフト」ではないかとさえ思えることがあります。
後先考えない無鉄砲な生き方がいいわけではないですが、過度な心配や不安も、それこそ先の人生に影響を与えてしまいます。
ケ・セラ・セラ ~ なるようになるさ
認知症の方たちの「今」に寄り添える介護という仕事の尊さとありがたさを感じています。

カテゴリー:介護のほんとのこと

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