ともづなのブログ

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施設長日記「介護のほんとのこと」

director's diary

読書

2018.2.23 up

人から勧められた本は身に付かないといわれます。
その時のその人にとっては、その内容が「腹落ちする」に至らなかったからです。
本は、ヒトが積み上げてきた経験値の集積です。
ヒトが生きるための真理は、時代や場所が違ってもそう大きく変わるものではないので、おのずと不変のものとなります。
ただ私たちは、経験値を伴わずにその不変のものに触れると、それを「当たり前のこと」「よく言われていること」と解釈してしまいがちです。
あたかも見栄え良く掲げられたスローガンや標語のように感じてしまうのです。
「当たり前のこと」「よく言われていること」を深く深く掘り下げると「不変の真実」に突き当たる。
痛い目やきつい目を経験して、他人事ではなく自分のこととして認識する。
そのうえで「不変の真実」に突き当たったとき、人は本当にそのことが「腹落ち」するのだと思います。
やっぱり、先人達が積み上げてきたことに敬意を表さずにはいられません。
だから、読書は素晴らしいことだと思います。

カテゴリー:介護のほんとのこと

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