disuse(廃用)の防止に有効なのは、1日30分の機能訓練などでは決してありません。
実生活の場面でいかに「できること」を行うかにかかっています。
ポータブルトイレは多くの場合、トイレまで連れていくことが困難等、介助者の都合によって使用されます。
ともづなではとにかくトイレまで誘導して前述した自立支援介助を行います。
1日10回、自力で成せる能力5を使ってトイレでの排泄を行えば、それだけで立派なリハビリです。
(「ベット↔車椅子」移乗だけでも10回×2で20回!!)
要介護高齢者のdisuse防止のために必要なことは、このような日常生活上での支援です。