ともづなのブログ

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施設長日記「介護のほんとのこと」

director's diary

経営の視点に立った社会貢献

2016.12.1 up

私の尊敬する経営者は「クロネコヤマト」の生みの親である小倉昌男氏です。
すでに故人となられて10年以上たちますが、数々の著書も残しておられ、未だに影響力の大きな方です。
晩年は福祉に目を向け、「障害者を本当に尊重するのなら、自分の稼ぎで暮らせるようにすべきだ。福祉関係者に「経営」を教えて、障害者の収入を増やせるようにする必要がある」という信念のもと、さまざまな活動を行いました。
そのクロネコヤマトは、昨年11月に全国54紙に意見広告「いい競争で、いいサービスを。」を掲載しました。小倉昌男氏の時代から常に国の郵政事業(現在は民営化されてますが)と戦い続けた同社らしい気概と気骨のある提言でした。
この構図は、現在の介護を取り巻く環境と酷似しています。
郵便も福祉も「買い手の立場になって考える」という発想に欠けていたから「お客さん不在」のサービスになってしまっていた。小倉昌男氏の述懐です。
本当の社会貢献とは何か?
世の中を変えていく信念とは何か?
サービスとは何か?
小倉昌男氏が教えてくれているような気がします。

カテゴリー:介護のほんとのこと

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