ともづなのブログ

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施設長日記「介護のほんとのこと」

director's diary

明日10時

2017.5.8 up

ご家族が、自分をいつお迎えに来るのか、しきりに気にされる入居者さんがいらっしゃいます。
家のことは大丈夫だろうか?
自分がここにいることを家族はちゃんと分かっているだろうか?
認知症がかなり進行し、1分前のことも忘れてしまう方ですが、その時、場面場面では物事を理解しています。
毎日、そのフロアでは職員とその入居者さんのやり取りが交わされます。
「迎えはいつくるだろか?」
「明日10時ですよ」
認知症のケアの本質は、一緒に時間を共有することに尽きます。
その中で出来ないことは手助けをし、心配事があれば安心させてあげなければなりません。
どうやって安心していただくかが介護のプロとして腕の見せ所です。
安心・安全・快適な居場所になるために、日々試行錯誤を重ねています。

カテゴリー:介護のほんとのこと

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