ともづなのブログ

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施設長日記「介護のほんとのこと」

director's diary

生活の場

2017.4.26 up

国の審議会等で療養病床の再編議論が盛んです。
これはいわゆる「社会的入院」を解消して医療費の抑制につなげることを目的としています。
厚労省は、療養病床を看取りを含めた医療サービスも受けられて「生活の場」となる新たな施設へ転換させ、重度の高齢者などの受け皿とすることをすでに決定しています。
要するに「生活の場」にどのようにして「医療ケア」を絡め、最終的に穏やかな「看取り」につないでいくかの議論です。
病院は「治療の場」であり「生活の場」ではないため、この再編には現場の根本的なパラダイムシフトが必要となります。
信頼される「生活の場」を作ることはそんな簡単なことではないと肌で感じています。

カテゴリー:介護のほんとのこと

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