ともづなのブログ

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施設長日記「介護のほんとのこと」

director's diary

現代の「黒船」

2016.10.30 up

先日、熊日新聞に「外国人技能実習と介護」のテーマの社説がありました。
「そもそもこの制度の目的は自国の経済発展であるのに、安い労働力の確保のための制度利用は目的とかい離しているし問題が多すぎる。それよりも人材不足の背景となっている介護分野の低賃金問題に向き合うため、介護保険にもっとお金を投入すべきだ」というような論調でした。
確かにその通りで、この制度には農業や製造業などの他分野での実績をみても問題が多すぎますが、外国人の人材そのものを否定するものではないはずです。
現代はグローバル化という黒船が押し寄せている時代です。抗っていても自国の産業が成り立たなくなっていくだけです。
受益者の立場から見るならば、言葉の壁は存在しますが、心根を持ったケアに取り組める人材ならば外国人だろうと日本人だろうと関係ありません。おいしくて安全が保障されたものであれば、どこ産のオレンジであっても受益者の立場であれば関係ないのと一緒です。
TPPしかり、外国人労働者しかり、要はそれが受益者にとって最良かどうかです。選択肢が増えることで健全な競争が生まれサービスが熟成されていく過程は、受益者にとっての「選べる」という環境の中でしか生じません。
胸に手を当てて考えたとき、私たち事業者が安くて質が良くて競争力のある食べ物やヒトを遠ざけているという実態はないだろうか?その視点は全体を俯瞰して「相手目線」であるだろうか?
介護分野に外国人が入ってくるとするならば、その待遇は政府の唱える「同一労働同一賃金」の考え方の範疇で行うべきものでしょう。

カテゴリー:介護のほんとのこと

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